副業探検家(自称)のセイルです。
過去2回にわたって、セイルがおすすめする副業の「女性編」「男性編」をご紹介しました。
そしてついに。
今回の記事では「おすすめしない副業6選」と題して、セイルの独断(!)と偏見(?)によるおすすめしない副業について、理由も合わせてまとめてみました。
「おすすめしない副業って本当にあるの?」
「たくさんの副業があって、どれがいいのか困っています…」
と感じているあなたに、ぴったりの記事になっています。
ぜひ参考にしてくださいね(*^▽^*)
【重要】「おすすめしない副業」が存在する理由
いわゆる詐欺や行為そのものが犯罪にあたる仕事は論外として、「おすすめしない副業がある」のにはちゃんとした理由があります。
副業を始める際、その目的は人によって異なります。
例えば「空いた時間でおこづかいを稼ぎたい」「がっつりお金を稼いで独立したい」「趣味の延長で仕事をしてみたい」など、人によって様々です。
そのため、おすすめの副業として紹介しているものでも、「その人の目的に合わない場合」には、おすすめできない副業になってしまうからです。
例えば、長期にわたって稼げる副業を探す人には、デリバリーの仕事はおすすめできません。
しかし、短期的にお金を稼げる副業を探す人には、デリバリーの仕事はおすすめできます。
つまり副業は、必ず「自分の目的に合わせて選ぶ必要がある」ということです。
セイルが考える「おすすめしない副業」を見分ける4つのポイント
セイルが考える「おすすめしない副業」を見分けるポイントは、次の4つです。
・単価が安すぎる
・リスクが高い
・本業や私生活に影響が出る
それでは、一つずつ見ていきましょう。
スキルが身につかない
少額の報酬を得られる代わりに仕事内容が単純で、長く続けてもスキルが身につかない仕事は、なるべく避けるようにしましょう。
時間だけを消費して「今までしてきたことを次の仕事に生かしにくい」ので、いつまでも低収入の状態が続き将来につながりません。
その仕事を楽しんでいて目標の金額を稼げている場合は問題ありませんが、せっかく副業をするなら、自分のスキルになるかキャリアアップに繋がる仕事を選ぶべきです。
単価が安すぎる
時給換算してみて最低賃金を下回るような単価の安すぎる仕事は、なるべく避けるようにしましょう。
単価が低くても挑戦したい場合やクラウドソーシングで経験を積む必要がある場合、自分の好きなことをしたい場合は問題ありませんが、収入アップが目的なら効率も考えるべきです。
リスクが高い
始めるまでに高額な資金が必要だったり、報酬を得るまでに一定の資金が必要になるような仕事はリスクが高いので、なるべく避けるようにしましょう。
収入アップを目的としているにもかかわらず、時間とお金を無駄に消費して何も残らない可能性があったり、かえって赤字になってストレスが溜まったりするなどの悪影響があります。
リスクを理解した上で計画的に実行する場合は問題ありませんが、知識がないまま多額の資金を投入することは避けるべきです。
本業や私生活に影響が出る
体力勝負の仕事や時給制の仕事、プライベートの時間を著しく削る必要がある仕事は、本業や私生活に影響が出るので、なるべく避けるようにしましょう。
働いた分だけ稼げて確実性があるのは事実ですが、拘束された時間と残された体力で考えると、予想以上に効率が悪い場合があります。
手軽さと即金性を求めていたり、やりたい仕事・好きな仕事である場合は問題ありませんが、本業に支障が出ない範囲で選ぶべきです。
セイルがおすすめしない副業6選
以上の4つのポイントを踏まえて、セイルが考える「おすすめしない副業」は、以下の6つです。
・ポイントサイト
・データ入力
・投資
・転売(せどり)
・アルバイト
以下、一つずつ確認していきましょう。
アンケートモニター
企業からのアンケートへの回答や商品の体験モニターを通して報酬を得る仕事が、アンケートモニターです。
仕事内容が簡単なので始めやすい副業ですが、簡単であるがゆえに、本業で活かせるようなスキルを身につけることやスキルアップは望めません。
また簡単である(=誰にでもできる)ということは「報酬が安い」と同じことなので、単価を上げることが難しく、大きく稼ぐこともできないでしょう。
ポイントサイト
特定の広告をクリックしたり、商品購入や会員登録をしたりしてポイントを受け取ることができるサイトが、ポイントサイトです。
簡単に始められるところはアンケートモニターと同じ利点ですが、報酬が安すぎる場合が多いので、コツコツ続けたとしてもおこづかい程度にしかならず、収入源としての期待はできません。
もちろん何かのスキルが身につくこともなく、キャリアアップにつながる可能性は低いでしょう。
データ入力
エクセルやワードなどに指定されたデータを入力していく仕事が、データ入力です。
クラウドソーシングサイトでは一般的な案件ですが、ポイントサイトと同じく報酬が安すぎる場合が多く、数をこなしても収入アップにはつながりません。(単価は1文字あたり1円かそれ未満が多い)
また単純作業でスキルが身につかないため、継続しても報酬が上がる可能性や、条件の良い別の仕事に移れる可能性は低いでしょう。
投資
株式投資やFX、仮想通貨、不動産投資など、様々な投資の形があります。
いずれにしても十分な報酬を得るには大きな資金が必要なため、失敗したときのリスクも大きくなります。
そもそも投資は余剰資金で行うことが大前提なので、もし借金が必要な場合、それは投資ではなく、ただの「ギャンブル」と言えるでしょう。
転売(せどり)
他の店から安く仕入れたものに利益を加算して、Amazonや楽天などで販売して稼ぐことが転売(せどり)です。
特定のジャンルの商品知識がある人が始めやすい副業ですが、仕入れた商品が売れずに在庫を抱えたり、売れても仕入額より販売額が低くなったりすると、赤字が発生するリスクがあります。
また商品リサーチや仕入れ、梱包や発送などの作業量が多く、意外に多くの労力を必要とするため、プライベートの時間をかなり使うことになるでしょう。
アルバイト
最も確実に稼げる仕事が、アルバイトです。
働けば働くほど報酬が増える点が魅力ですが、ほとんどが時給制のため自分で時間調整ができず、休日や夜間(終業後)・早朝(始業前)などのまとまった時間を充てる必要があります。
そのため、もし体力の回復や気持ちのリフレッシュが十分にできない状態が続けば、本業に影響が出る可能性が大きいでしょう。
セイルが絶対におすすめしない副業2選
「おすすめしない副業6選」というタイトルでご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
副業の目的によって「おすすめする副業」と「おすすめしない副業」に分かれるのが現状ですが、ここからは、セイルが「絶対におすすめしない」副業の仕事をご紹介します。
簡単に(楽に)稼げる
「誰でも簡単に○万円稼げる」「1日△分で〇万稼げる」「手軽に稼げます」などとうたった仕事です。
InstagramやTwitterのDM、ネット広告で見かけた人もいるのではないでしょうか。
これらのように「具体的に何をして稼ぐのか不明なもの」や「かけた時間に対して報酬が高すぎるもの」は、詐欺の可能性が高いです。
簡単に稼げる仕事や楽に大金を稼げる仕事は、世の中に存在しません。
詐欺やトラブルに巻き込まれる可能性が大きいので、実態が不明の仕事は無視するのが一番です。
ネットワークビジネス(MLM)
ネットワークビジネスとは、口コミによって商品を販売するビジネスで、MLM(マルチレベルマーケティング)ともマルチ商法とも言われます。
これらは俗称で、法的には「連鎖販売取引」と呼ばれています。
既存会員が新規会員を勧誘し、その新規会員が更に別の会員を勧誘するという方法で、自社の商品を流通させていきます。
そのため家族や友人・知人など身近な人に勧誘を行い、勧誘もしくは商品の販売に成功すれば報酬が発生するしくみになっています。
本人は良いサービスや商品だと考えていても、赤字になるリスクに加えて、ネットワークビジネスの勧誘自体に良い印象を持っていない人が多く、対人関係も悪化する危険性があります。
まとめ
今回の記事では、セイルが「おすすめしない」副業6選についてまとめてみました。
またセイルが考える「おすすめしない」副業の見分け方の4つのポイントも提案しました。
ネット上にはたくさんの副業の情報がありますが、最終的には「自分の目的が達成されるかどうか」という視点を持って、自分自身で取捨選択することが大切ではないでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
副業探検家(自称)のセイルでした。
突然のコメント失礼します。
なるほど。副業であれば何でも良いわけではないんですね。やはりスキル、経済、時間がキーポイントになっているのかと思いました。
ただ少しと感じたのは、投資についてです。投資は、ハイリスクハイリターンとローリスクローリターンがあると聞きます。そのため必ずしも、高い金額が必要になるわけではないのでは?と考えました。
しかしながら、記事の内容は大変わかりやすく、参考になりました!
カラスク様
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、投資には必ずしも高い金額が必要になるわけではありません。
ただ、それなりの報酬(対価)を得るためには、相応の元手が必要になるのは事実です。
低資金だと長期間の投資になり、目標金額にたどり着くまでに資金を失う可能性が高くなりますね。
そしてハイリスクハイリターンとローリスクローリターンのどちらにせよ、
投資に絶対はないことを理解して、無理のない範囲で行うべきだと考えています。
今後ともよろしくお願いいたします。